バイナリーオプションを攻略していくためには、まずは勝つことよりもトータルで負けないことが大切です。
それはつまり、勝率50~60%のラインをいかに保てるかが肝心ということ。
今回の記事では、特に初心者の方がバイナリーオプション開始直後に陥る負けパターンを8つまとめてみました。
どれもとても簡単なことですが、いざリアルトレードとなると驚くほど守れなくなってしまいます。
実際私がそうでした。
それでは、初心者の方がバイナリーオプショントレードでまず避けるべき8つの負けパターンをどうぞ!
負けパターンを知り、回避できれば、それはつまり勝利に近づくということです。
はじめに:初心者の「バイナリーオプションで負ける」発言はウソ
初心者の方がよく言う「負けた」というのはどういう場面のことなのか、まずはその状況を見てみます。
【バイナリーオプションで「負けた」と認識するまでの流れ】
バイナリーオプションはHigtかLowを当てるというシンプルなルールである。
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そのため、数分~長くても1時間程度で1エントリーの勝敗が決定する。
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結果、エントリー回数を簡単に多く重ねられてしまう。
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初心者の方はテクニカル分析をするスキルがまだ未熟なため、勝率を50%に保つのが難しいことが多い。
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1エントリーの結果がすぐ出て、しかもエントリー回数が多く、勝率が50%以下であった場合、口座に投入した初期資金はすぐに尽きる。
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ここで初心者の方は「バイナリーオプションは負ける」と脳内で認識する。
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資金も尽きたし、撤退する。
↓
ネット上に「バイナリーオプションは負ける」という情報が飛び交う。
この流れのように、「バイナリーオプションは勝てない/負ける」という情報が出回る背景は、
特に初心者の方のバイナリーオプション開始時で、取り組み始めの勝率が低いときに負けが込み、
そのままフェードアウトせざるを得なくなってしまったときです。
しかしよくよく考えると、開始初月から自分の今の月給以上に稼げるビジネスが世の中に一体いくつあるでしょうか。
特別な人にしか情報が届かないようなビジネスや投資案件であればスタートから大きな利益が出ることもあるでしょうが、バイナリーオプションは誰でも知れて、誰でも簡単に取り組めるものです。
そんなバイナリーオプションで、初月から爆益!なんてそんな都合の良いことはなかなか起こり得ません。
バイナリーオプションはHigtかLowの二者択一のため、何の知識もないままスタートしても初月から100万円以上稼いでしまう人ももちろん実際にいます。
しかしそれはバイナリーオプションのシンプルな取引ルールがそうさせているのであって、スタンダードではありません。
お金を稼ぐという行為には、ネット上によく書かれている「誰でも」「簡単に」などのキャッチフレーズの背景に、「時間を使って努力する」が必ず存在します。
例えば、プロのスポーツ選手がどれだけ練習をして、どれだけの年月をかけてプロになっているでしょうか?
プロになるまでには多くの時間を費やしていますし、当然、数え切れないほど失敗もしているでしょう。
初心者の頃は予選にも通過できなかったかもしれません。
また、ある程度のレベルの大学に合格しようものなら、一体どれくらいの時間勉強するでしょうか?
そしてあなたはしてきましたか?
どれだけ勉強をせず怠けたとしても、高校3年間という時間だけは使っていますし、1度で合格できなければ浪人をしてもう1年時間を使う人も多いはずです。
このように、初心者の時期は時間をかけて努力をし「乗り越える」「成功させる」という認識が必要です。
このような認識の例は、人生の中ではごく普通に日常的によく見られるのですが、お金を稼ぐという行為になるとすっかり抜け落ちて気付けなくなってしまいます。
とても不思議です。
ポイント
結局何が伝えたいのかというと、「バイナリーオプションは負ける」という発言をしている人の多くは、負けが確定した状態ではないということです。
プロのスポーツ選手の例で言えばその発言時期は県ベスト8の時期かもしれませんし、受験の例で言えば1浪している時期かもしれません。
しかしこの時期はまだ負けではなく、成長過程なのです。
もし「バイナリーオプションは負ける」と思っている方がいたら、今一度、正しい方向に向かって時間をかけてスキルを磨いた後なのか、を自問自答してみてください。
おそらく、知識も少ないまま数十回程度トレードをし、負けが込み、資金がなくなりフェードアウトしている状態でしょう。
バイナリーオプションはその収益増加スピードから、あとからいくらでもまくり返せます。
まずは「負けた」ではなく「練習中」に頭の思考を切り替えて、鍛錬のために少しの時間を投資してみてください。
プロのスポーツ選手になるための努力や大学に合格するための努力に比べたら圧倒的に楽だと思います。
↑このような概念を持った状態で以下の8つの負けパターンに目を通してみてください。↓
負けパターン①:中長期での資産構築をイメージしておかないと負ける
ここまで説明してきたように、まずバイナリーオプション開始時に重要なことは、負けずに資金をステイさせたままトレードの練習をしていくことです(もちろん勝ってしまって資産が増えてしまうこともよくありますが)。
テクニカル分析などのスキルが付けばおのずと勝率は上がってくるので、中長期で自己資産が徐々に増加していくグラフを頭の中に入れておきましょう。
短期思考のわかりやすい失敗例は、
ネット上でよく見る「1日で〇〇万円勝ちました!」のみです。
たしかにその〇〇が100万円、200万円であればボリュームがありますし、もちろんうれしいです。
しかし、そんなに簡単に勝った100万円をそのまま勝ち逃げできる人がどれくらいいるでしょうか。
簡単に勝ったからこそ、その100万円を使って再びエントリーをし、資産を増やしにいくでしょう。
そして、もしその100万円勝ったエントリーに知識やスキルが伴っていなければ、当然最終的にはすべて溶けてなくなってしまいます。
短期で、一時的に100万円を手にしていた、という事実だけが残るのです。
ネット上で見かける大勝利情報の多くは、
・バイナリーオプションに投入できる大きな資産をすでに持っている人
・安定して入ってくるバイナリーオプション以外の固定のキャッシュポイントのある人
・1回のエントリー金額を高額に設定できる人
・バイナリーオプションの経験がすでにあり、根拠のあるエントリーをしている人
などです。
もしこのような条件にない人が大勝利をした場合は、
少ない資産にもかかわらず1エントリーに大金を投じたトレードをしていたり、
根拠のない連続エントリーの連続勝利が続いている状態であることが多いです。
そして勝った大金はすぐに全部溶けてしまうことでしょう。
ポイント
初心者の方や副業の方は、短期で大勝を狙うのではなく、資金を減らさないように、勝つことよりも負けないことを意識してトレードの練習を積むことが大切です。
プロのスポーツ選手になるまでの鍛錬の時期、志望校に受かるまでの徹勉の時期を乗り切ることが、最終的にトータルで負けない一番の近道となります。
この時、投資だということを忘れずに、資産増加のグラフは中長期で徐々に上昇していくグラフを思い描いておいてください。
負けパターン②:1日に何十回もエントリーすると負ける
初心者の時期はそもそもまずエントリーポイントを見つけられません。
テクニカル分析のスキルも備わっていませんし、為替相場のチャートを見ている時間も圧倒的にまだ少ないからです。
数学の問題を解くために手助けとなる”公式”もたいして覚えられていない状態だと言えばわかりやすいでしょうか。
ですので、もしまだバイナリーオプションを始めたばかりなのに1日に何十回もエントリーしているのであれば、おそらくそれはギャンブルトレードです。
ギャンブルトレードは最終的に高い勝率をキープできなくなりますから、最初は押し目買いなどの本当にシンプルなテクニカル分析で良いので、「ここだ!」と自分で明確な理由が言えるポイントでのみエントリーをしてみてください。
「押し目買いならエントリーポイントたくさん出てきちゃいそう」と思うかもしれませんが、負けエントリーを再度見返して復習すると、自然と次回のエントリー時にストップがかかる場面が増えてきて、エントリーできるポイントが減ってくるようになります。
ポイント
数学の公式を覚えていなければ、時間内に設問を解き終えることは難しいです。
そして覚えていたとしても、どこでその公式を使うのかを理解するにはさらに時間がかかります。
正しい公式を的確な部分で使って答えを導き出すイメージで、バイナリーオプションもテクニカル分析をした結果の”ここぞ!”というエントリーポイントだけで勝利を射抜くイメージを持っておいてください。
根拠の乏しい乱射エントリーは、最終的に勝率を低くし、資産が尽きるという結果を招きます。
負けパターン③:少額のエントリー金額でテスト走行しないと負ける
②のように1日に何十回とギャンブルトレードをするのはダメですが、それでもある程度は、勉強した相場分析で勝ちを拾えるのかどうかテスト走行をしていかなければいけません。
その時、基本的にはデモ口座ではなくリアル口座でのリアルトレードをおススメします。
もうこれは言うまでもありませんが、スポーツの”練習”と”試合”が異なるように、また受験の”模試”と”本番”が異なるように、”デモ”と”リアル”では実際の身銭の有無の差があるため、緊迫感がまるで違います。
ですので、なるべく少額になるように、1000円程度の金額でテスト走行をしていってください。
実際の自分の資金でエントリーを行っていくと、デモとは違う本気の気持ちで取り組めますし、その分チャートパターンなどが頭の中に入る速度も格段に速くなります。
ポイント
デモ口座ではなくなるべくリアル口座を使って、1000円程度の少額エントリーでテスト走行を行ってください。
この理由は、初心者の時期は場慣れが必要なため、リアルなトレードで練習を積むためです。
勝率は勘だとしても50%に収束しますのですぐに資金が尽きることはないと思いますが、勝つことではなく初期資金をすべて溶かさないこと、トータルで負けないことだけを意識しながら、エントリーポイントのテスト走行をしていってください。
負けパターン④:投資する/できる予算を決めておかないと負ける
バイナリーオプションの口座に入金する金額は、無くなったとしても生活に困らない余剰資金内であらかじめ明確に設定しておきましょう。
そして仮にもしその資金がすべて負けてなくなってしまったら、追加入金は余剰資金ができるまで待ちましょう。
バイナリーオプションは数回勝つのは簡単なので、取り返そうと思えば比較的簡単に取り返せます。
しかし、際限なく追加していくと、それこそギャンブルで負けている人の資金管理の仕方と同じになってしまいます。
わかっていても実際のトレードの現場になるとすぐに守れなくなってしまうことが多いので気を付けましょう。
資金とエントリー金額の例ですが、
例えば、1回のエントリー金額が1000円であれば、3万円程度口座に資金があれば十分トレードできます。
1回のエントリー金額が、口座内の総資金額の5%に収まるように意識してみてください。
ポイント
1ヶ月に使える金額を明確に決めましょう。
上限額を設定することにより、より1エントリーに重みが出て、無駄なトレードをしなくなります。
そして仮にすべての資金を負けてしまった時は、追加入金は余剰資金ができるまで待ちましょう。
負けが込んできて取り返すため追加投資をしていく様子は、ギャンブルによく見られる失敗パターンです。
負けパターン⑤:マーチンを取り入れると負ける
バイナリーオプションの必勝法の1つとしてよく挙がるものにマーチンゲール法があります。
マーチンゲール法とはざっくり言うと、負けた場合は次のエントリーで前回の金額の2倍でエントリー、さらに負ければ4倍の金額でエントリー、といった具合に、勝つまで投資金額を倍倍にさせていく手法です。
<マーチンゲール法の投資金額と収支の推移>
負けた場合 | 勝った場合 | |||
エントリー金額 | 累計収支金額 | ペイアウト金額 | 累計収支金額 | |
1回目 | 1,000 | -1,000 | 2,000 | +1,000 |
2回目 | 2,000 | -3,000 | 4,000 | +1,000 |
3回目 | 4,000 | -7,000 | 8,000 | +1,000 |
4回目 | 8,000 | -15,000 | 16,000 | +1,000 |
5回目 | 16,000 | -31,000 | 32,000 | +1,000 |
6回目 | 32,000 | -63,000 | 64,000 | +1,000 |
7回目 | 64,000 | -127,000 | 128,000 | +1,000 |
8回目 | 128,000 | -255,000 | 256,000 | +1,000 |
9回目 | 256,000 | -511,000 | 512,000 | +1,000 |
10回目 | 512,000 | -1,023,000 | 1,024,000 | +1,000 |
※ペイアウト率はわかりやすいように2.0倍にしています。
この推移表からわかるように、マーチンゲール法を使えば、どこかのポイントで1回勝ちさえすればそれまでの負け分は一発で戻ってきます。
しかしよく考えてみて下さい。
10回目の投資金額は約50万円、もし仮に10回連敗した場合、合計損失は100万円を超えてしまいます。
当然どこかで勝てばそれですべてがチャラなのですが、ここで大事なのは、それまで自己資金が耐えられるのか、ということです。
そしてさらに、最初の1回の負けを取り戻すためにそれほど追っていく必要が本当にあるのでしょうか。
どんなに難しいエントリーの1勝もどんなに簡単なエントリーの1勝も勝ちは勝ちで、ほぼ2倍のペイアウトがあるのですから、1度の負けをわざわざ追っていく必要はないと私は思っています。
もし負けたあとの次のエントリーの勝率が、前回が負けであるから次の勝率は上がる、という根拠があれば話は別ですが、基本的に次のエントリーでも勝率は50%です。
しかも取り戻せる額は、初回に投資した1000円です。
その初回の1000円を取り戻すために投資する金額が50万円などという戦略は私にはできません。
一応、負けエントリーの次のエントリーの勝率が上がるかもしれない例としては、以下のようなものがありますが、
RCIの指標を根拠にエントリーした場合で、1回目のエントリーで外れた時は、RCI値は基準値からさらに離れているという状況なので、次回のエントリーは当たりやすいと言える。
1回目のRCI値で判定したエントリーを外している時点で、とても大きなトレンドが発生している可能性があります。
ですので、私はそれをわざわざ追うよりも、仕切り直しをして再度1エントリーずつ積み上げていった方が良いと感じます。
最終的に何が言いたいのかというと、マーチンゲール法は口座に資金を豊富に入れているトレーダー向きであり、
例えば、口座内に500万円あって1回のエントリーを1万円で行っているような比率の場合に行える手法です。
どこかで勝てるまでマーチンゲール法を続ければOK
= 勝つまでの途中で資金が尽きマーチンゲール法をやめてしまえばそこが最大損失
もし勝つ前に途中で追うのをやめてしまえば、それまでの投資金額のすべてがトータル損失として重くのしかかってきます。
ポイント
マーチンゲール法は初心者の方や投資資金の少ない方にはおススメしません。
実際に行えばわかりますが、1回のトレードに投資できるエントリー金額の許容を超えてしまうこともよくあるからです。
また、マーチンゲール法は今までお伝えしてきた負けパターンのすべてに該当してしまいます。
負けパターン⑥:裁量トレードを最優先にしないと負ける
基本的にツールはおススメしていません。
特に初心者の時期からツールに頼ってしまうと、トレードスキルが一向に磨かれないまま進んでしまうからです。
今の時代、会社に依存せず自分で稼ぐ力が必要だと言われています。
そしてそんな時代だからこそ、「給料とは別に自分でも稼ごう!」と思ってバイナリーオプションに取り組み始めたはずです。
それなのにツール通りにエントリーをするだけでは、結局ツール(会社)に依存しているだけです。
ツールがなくなったらそれで終了ですし、そうしたらまた何か勝てるツールを探すのでしょうか?
忘れてはいけない最も大事なことは、自分のトレードスキルを磨き、いつどこでもエントリーできるように知識を資産として蓄積しておくことです。
別の記事で書きましたが、為替相場がこの世から無くなることはまずあり得ないですし、またテクニカル分析などの概念は古く昔から不変ですので、習得した知識は一生ものとなります。
ポイント
ツールはおススメしません。
その理由は、ツールなしではトレードできない体質になってしまうからです。
最も重要なことは、何かに依存せずに収益を生み出すことのできる知識やスキルを構築することです。
仮にツールに頼って負けてしまっても、誰を攻めることもできません。
自分の分析時間を短縮してくれたり、勝率の高いエントリーポイントを示唆してくれる良いツールももちろんあります。
ただし、ツールを使う場合は、それらのツールが出しているサインの意味を理解し、サインを元に自己判断でエントリーができる知識を身に付けてからにしてください。
一流のスポーツ選手はもちろん道具も一流ですが、たとえグローブが安物でも、一般人よりも圧倒的にすごいパフォーマンスが発揮できることを忘れないでください。
負けパターン⑦:できるだけ長い取引時間を選ばないと負ける
バイナリーオプションには、1分/2分/3分などといった短期の取引時間のものと、15分/1時間/24時間などといった長期の取引時間のものがあります。
海外業者であるハイローオーストラリアを例に出すと、前者が”Turbo”で後者が”HigtLow”です。
この2種類の取引時間の内、後者である長い方HigtLowでエントリーをすることをおススメします。
そして基本的には、そのHigtLowの中でも”1時間取引”を選択するようにしてください。
理由は、短い時間であればあるほど、相場の上下のブレに巻き込まれて、負けエントリーとなってしまうことが実践上少なくないからです。
別の記事で詳しく書いていますが、
例えば、上昇トレンドの順張りだとしても、一時的な戻しで負けエントリーとなることはよくあります。
これは短時間取引であればあるほど負けエントリーになる確率は高くなり、逆に取引時間を長くすればするほどトレンド通りに勝ちエントリーとなる確率が高くなります。
ポイント
初心者の方はすぐにたくさん資産を増やしたい気持ちから、短時間取引を選択し、エントリーを連発させる傾向があります。
しかし相場には細かなブレがあり、勝率の面から考えても、取引時間はなるべく長い方が良いです。
実践上、MT4/5の5分足や10分足でチャートを見て、1時間取引を選ぶと最もしっくりきます。
ただし、トレンドの勢いが強い場合は15分取引でもOKです。
負けパターン⑧:勝率を上げることを最優先事項にしないと負ける
バイナリーオプションの収益額は、いくつかの項目が関与し決定されています。
バイナリーオプションの収益額を上げる要素
- エントリー金額
- エントリー回数
- 勝率
- ペイアウト率
上記4つは、バイナリーオプションの収益額に大きく関与している要素です。
これら要素の内、どれか1つでも上昇させることができれば、あなたのバイナリーオプション収益は上がります。
今回の記事の通り、初心者のうちは「エントリー金額は最小金額」「エントリー回数はなるべく少なく射抜くイメージ」と説明しました。
そしてペイアウト率は、業者毎に決まっており、自分の意思でどうこうできるものではありません。
よって、初心者の方がバイナリーオプションの収益を上げるためにまず第一に考えるべき項目は勝率になります。
勝率の上げ方は、テクニカル分析の知識を身に付けていくことなのですが、ここまでに説明してきた「負けパターン7つ」を避けながら実践しているだけでも、自然とどんどん勝率は上がっていきます。
そして勝率が上がってきたら、残りの要素である「エントリー金額」や「エントリー回数」を上げる意識をし始めてください。
この順序を間違えると、初回に入金したあなたの資産は早い段階で底を尽きてしまうかもしれません。
ポイント
バイナリーオプションの収益を上げる要素はいくつかありますが、その中でも「勝率」を上げることを最優先事項として取り組んだ方が成功します。
勝率が上がれば、「エントリー金額」や「エントリー回数」を上げることができるようになり、爆発的に自己資産が増えていくグラフを描けるようになります。
まとめ
今回はまず始めに、特に初心者の方が「バイナリーオプションは負ける」と認識し、そしてフェードアウトしていってしまう状況はどんな状況なのかを確認しました。
その状況の多くは、負けが確定したのではなく、途中経過で負けている状態であるだけだということでした。
プロのスポーツ選手や受験生で例えましたが、ゴールに到達するまでの鍛錬の道中であるということです。
そして次に、それらの状況を踏まえて「8つの負けパターン」も確認していきました。
今回取り上げた「8つの負けパターン」はどれも簡単で当たり前なことばかりです。
しかし実際にリアルトレードをするとなると、おもしろいことにすっかり守れなくなってしまいます。
バイナリーオプションに取り組み始めの時期は、勝つことよりもトータルで負けないことが大切で、できる限り勝率を50%付近に留まらせながら、少額のエントリー金額で実戦経験を積んでいくことが重要です。
会社に依存せずに自分で稼ぐ力を身に付けていかなければいけない現代のように、ツールに頼らず、資産となる自分の知識を蓄積させていってください。
すると次第に勝率が上がってくるため、「エントリー金額」や「エントリー回数」を増やせるようになり、爆発的な収益増加曲線が描けるようになります。
メモ
ビジネスで失敗する人の多くは、頭の中に成功の道筋/目次が無いために失敗します。
逆にすでに何かの分野で成功している成功者は、他の分野でも同じように成功できることが多いです。
その理由は、すでに成功の道筋/目次ができているため、応用するだけで成功確率がグッと上がるからです。
成功するためには成功者に聞け!と言われる理由ですね。
今回の記事は、最終的なゴールをバイナリーオプションでの収益増加とし、勝つことよりもトータルで負けないことを念頭に置いた結果、通ってはいけない道筋/目次としてあえて負けパターンを挙げてみました。
成功ルートを知っているのと知らないのとでは、結果が出るまでの時間や労力に大きな差が生じますので、ぜひ今回の記事を成功の道筋/目次に使っていただき、日々のBOトレーニングに役立ててみてください。